2019.9.27

コウモリをモチーフにしたクローラーベイト「ムルシエラゴ」を解説

ルアーフィッシングの楽しみの1つに、あえて魚に似ても似つかないルアーで魚を釣るという「遊び心に溢れたフィッシングスタイル」がある。中でもトップウォーターはその傾向が強く、様々な形をかたどったルアーが存在する。今回、GEEZERが新たに手掛けたルアーもおもわずニヤリとしてしまうデザインに仕上げられている。

モチーフになったのは闇夜を飛び交う「コウモリ」。ボディデザインはもちろん、クローラーベイトの命とも言える羽根にも、コウモリを象徴するデザインに仕上がっている。このウイング形状は、ただコウモリに似せているだけでなく、着水後の泳ぎ出しをスムーズにするよう、あえて水を逃がすようなデザインになっている。また他のクローラーベイトと違い、ウエイトのあるステンレスを採用し、琵琶湖やリザーバーのようなオープンエリアの波立つ状況下でも、しっかりと水を掴んでアクションする。

コンパクトなシルエットに従来のクローラーベイトとは異なるサウンド・アクションを搭載した「ムルシエラゴ」。ルアーの造形美もさることながら羽根モノフェチの遊びゴコロを刺激するルアーとしていよいよ登場